チビッコが恋しい。

なるべくそのことは考えないようにして（なに、その気になれば24時間飛行機に乗るだけで会いにいけるのだから）るんですが、偶々このタイミングでグレッグ・イーガンの「キューティ」を読んでしまう。
全部書いちゃうし、しかも間違って記憶してるかも知れないので読むかも知れない人はどっか行ってください。

子供が欲しいったら彼女に出てかれた主人公は（自分が産むとまで言ったのに！これはその方法もアリな世界の話です）猫を飼う代わりに、台湾からキューティと呼ばれる商品製造キットを購入。
これは、脳を壊して人権の無い状態にした子供の紛い物で、髪や目の色のデザインも出来、ちゃんと自分のDNAを組み込んだ（わりと品のない方法です）可愛らしい赤ん坊から幼児までの時期を人間として生きてかしこくもならないまま、小憎らしいことを言い出す前に４才ですうっと死ぬという…。
こんな感情移入装置作っちゃって、四年後にナニが起きるか検討つくじゃないですか。

主人公も再三言っていましたが、だったら猫が正解です。