「天使と悪魔」(2009)

前回と違って原作を読んでないから気楽なもんである。
答え合わせな気分でイライラしないですむ。
犯人もわかんないし。

ドキュメンタリー映画「ジーザス」に描かれたように、中絶とハリー・ポッターを悪としブッシュを聖人とか言って当選させちゃうようなキリスト教原理主義もないではないけど、こうして遊ばしてくれるとこなんざ、まぁ鷹揚であるなぁとキリスト教全体の評価が上がりました。

こういうゲームを他の宗教でも見てみたいけど、いろいろ難しそうだし。

前法王が亡くなった時、知ったコンクラーベという言葉が、映画の中で扉をマジで封印されちゃって新法王が決まるまで出してもらえないんだと描かれてるのを見て、あぁほんとにコンクラーベであることだよと納得したり。

パンフに、決定を知らせる煙の色を出してるモノは秘密とか書いてあったような気がするけど、どうせだったらアイツをアソコでアレしたら、ものすっごい決着感だと思うんだけど。
さすがにそれはバチカンもお許しになりませんか。