SSブログ

「バビロンA.D.」(2008)

言葉足らずでとっちらかったダメSF。
設定が後出し後出しで、見始めて一時間くらいしないと映画が始まらない。
作り込みの甘いプレハブな世界観とセットに、イノセンスみっちりしてて良かったなぁとか思う。
だいたいヴィン・ディーゼルにろくな作品は無いのはわかってるんだけど、監督はマチュー・カソヴィッツ、ジェラール・ドパルデューとシャーロット・ランプリング出てるし、ジェロム・レ・バンナのオマケつき。そんなのに釣られてつい見てしまうが、予想を裏切らない崩壊っぷり。
監督は撮影中の製作者の介入にキレて公開前に会社批判したともあるが、ほんとに何の意味も無いデク映画の出来上がり。無残の極み。
あと20分で大逆転がなければコロス。
nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(2) 
共通テーマ:映画

nice! 1

コメント 4

tomoart

フォックスが編集も勝手に変えたらしいしね。監督も自作でサイテーと言ってるらしい。
なんか、セル版のみに“もう一つのラスト”だか、日本版/米版とは違うユーロ版だか(ユーロ版の方が10分長い)が入ってる、ってどこかで読んだと思うんだけど・・・・inunekoさんが見てるのもレンタル版だよね?(笑)
by tomoart (2011-04-30 01:04) 

inuneko

レンタルです!
なんなんでしょうね?
出来不出来とか以前に、説明が説明になってない、紹介が紹介になってない、アクションがアクションになってない…もはや不思議な領域です。ユーロ版どころか残り20分見るかどうかも…。
ヴィン・ディーゼル、地雷な奴です。
by inuneko (2011-04-30 01:17) 

KGR

聞くところによれば、最初に監督の作った版は160分で、短くしろと言うスタジオと散々揉めてついに決裂。

(ここからは想像)
スタジオが編集したけどつじつまを合わせていくとどんどん短くなり、90分で何とか形にはなったけど、散々の出来に。

肝心のラストがぶった切りのせいかほったらかしで、試写会場でも終わった途端にざわざわと、えっ、なにこれ、これで終わり?と言わんばかりのざわめきでした。

監督が起こるのも無理はありませんが、かといってこだわりが過ぎてもいけないってところでしょうか。

by KGR (2011-05-12 23:02) 

inuneko

フランス人にSF発注したら不思議な味か長さが帰ってくるのは自明でしょうにね。残り二十分まだ見てないボクに何を言う資格があるかって話ですがね(笑)
気に入っちゃうかもしらんし。
ないか!
by inuneko (2011-05-15 13:35) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 2

2011-04-28見ると元気になる映画。 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。