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「マイティ・ソー」(2011) [映画・テレビ]

もがー!
人生には波が。それは映画にも。
3D字幕版。
ツレチョイス。
だいたいがボクはアメコミって知らんのだ。
それが何でこんなことに…。古典好きのケネス・プラナーがハリウッドのアメコミ大作を任されるというオモシロミというフックはありましたけど、それはハズして文句言う前提じゃないですかぁ。
ラストターゲットとか、127時間とか、いろいろあったと思うんだけどな〜。
あとで尋ねたら「軽くてバカなアメリカものが見たかったから」だと。
監督は演劇好きで上等な俳優の重たいイギリス人だッ!
鑑賞後のこの胃の疲れ、劇場内時間間隔喪失の不安(115分という優等生でありながらドコで終わるのかわからない拷問感)、スッキリしない感、疲労、いつもより格段に見やすく作っているとはいえ、間違いなくケネス・ブラナー作。
それはそれとして、こういう素っ頓狂なセットとデザインでシェイクスピアとか壮大な歴史ものとかやってくれんかなー。一時間40分で。

あ、ソーの武器の使い方がボクの想像と違ってました!
もっと直接的にひとりひとり頭を殴るとかするんだと思ってました!
ちょっとガッカリ。
この調子じゃアベンジャーズでアイアンマンをスタークごと鉄板に戻したりもしないんだろうなぁ。

あと、ナタリー・ポートマンが誰がやっても良いような役で楽なお仕事をされてましたが、なんだかブラックスワンの時よりグラマーな気がしたことも含めて許しましょう。あんなに頑張ったあとだもの。

あと、これはボクか撮影の問題だと思うのですが、浅野さんがシティボーイズのきたろうさんに似過ぎな気がしました。なんで日本で見るみたいにユルイ男前に映らないんでしょうか。髪の毛引っ詰めすぎなんじゃないのかなぁ。なんだか他に食われてて非常に残念でした。次に期待。
【署名のお願い】自然エネルギー100%と原発の段階的廃止を実現するため「エネルギー基本計画」を変えよう!
リンク先の主張を読んで合点がいったら署名してあげてください。このブログの文章は忘れて。
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のむら

あの神様世界の部分は、言われてみればケネスブラナーっぽかったですね。セリフ回しとか舞台っぽくて。
忠信ときたろう、確かに似てますね!
西洋人に囲まれると、ツリ目のアジア人は全員きたろう似になるのかもしれません。
by のむら (2011-07-16 18:07) 

キキ

こんにちは。
シェイクスピア役者のケネス・プラナー監督作品は
「魔笛」観ました。←時代が第一次世界大戦中に
なっていましたがこれはモーツアルト。
で、今回アメコミっていうのは確かに不思議です。^.^

by キキ (2011-07-16 18:55) 

non_0101

こんばんは。
お疲れ様でした(^^ゞ
今度はぜひ「127時間」で強烈な痛さを体感してみてくださいね☆
by non_0101 (2011-07-16 22:42) 

inuneko

のむらさま
や、同意されてしまうとそれはそれで嬉しいんですが、浅野さんファンの怒りを買いそうでビクビクしてますw

キキさま
古典の上等な雰囲気が醸されたのは確かにケネス・ブラナーの功ですね。マーベルの監督選びは興行的には外しませんねぇ。DCとか全滅なのに。でもさすがに続編の監督は断ったらしいですね。ソー的にはマイナスかもですが、少しホッとしてます。

non_0101さま
アレはグリーン・ゴブリンだから何とかなるって聞いてますよ〜。と、すっかり油断して見に行きます。
by inuneko (2011-07-16 23:18) 

もんちゃん

はじままして、niceをありがとうございます。
マイティ・ソーはお気に召しませんでしたか?
私もケネス・ブラナー監督とは驚きで、
というより不思議で・・・。
映画も「ん?これアメコミ!?」っていう
感じに仕上がっていましたし。
最後まで疑問の残る不思議な雰囲気の映画でした。
ソーのみアメコミってムードで。
アメコミが好きなので複雑です。

ちなみに、ナタリー・ポートマンも、
彼が監督ということで出演を決められたみたいですが。


by もんちゃん (2011-07-16 23:52) 

テンプラ・ソバ・ニーロ

神様四天王(浅野さん含む)が地球にやってきたけどあんまり役に立たなかった。神様なのに。が結構ツボでした。
by テンプラ・ソバ・ニーロ (2011-07-17 01:10) 

inuneko

もんちゃんさま
気に入らなかったというと、ちょっと八つ当たり感があるのを白状しときます。ソーの地上での立ち振る舞いは笑顔も含めてエレガントで良かったですよ。ナタポー、彼とのお芝居でケネス・ブラナー節を体験できたんなら何よりです。ご褒美はなくちゃいけません。

テンプラ・ソバ・ニーロさま
ボクはあのストーブロボが裏返るところが、ちょっと面白かったですねぇ。
ジャッキー・チェンがいるぞとか報告されてるし(失敬な)一番かっこいいのが武器からトゲが出てくるシーン(浅野さん映ってないよ!w)なのが残念無念。
次のお仕事に期待します。
by inuneko (2011-07-17 08:06) 

バラサ☆バラサ

忠信の存在感の無さは、催涙ものです。

ナタリー・ポートマンは、初めていい女に見えました。そういう意味ではよかったです。

神様ですが、王族みたいだから、ケネス・ブラナーなんですかね。「魔笛」しか観ていないのですが。
by バラサ☆バラサ (2011-07-19 17:19) 

inuneko

バラサ☆バラサさま
アスガルド部分のための起用でしょうねぇ。その価値はあったと思います。いっそ、エピローグだけでなく地上は全部次作の監督に任せちゃっても良かったかも。地上部分は誰が監督しても出来上がりに大差ない気がしますし。ナタリー・ポートマンが怒るか(笑)
今調べたら1994の「フランケンシュタイン」で知って、その前後のシェイクスピアモノを頑張って見てたくらいで、一番最近ケネス・ブラナーを見たのは2002のハリポタですよ!なぜか2001の「謀議」なんてナチもののテレビドラマも見てますが、監督作なんて1999の「恋の骨折り損」以来かも。コレを機にまた見始めても良いですね。
by inuneko (2011-07-19 20:01) 

mirai

映像的には綺麗だったけど、意外に弱い神様達でしたよね!

by mirai (2011-08-18 08:25) 

inuneko

人間は不完全だから、完全な存在を創作出来ないんじゃないでしょうか。古今東西どの宗教の神様も人間味あふれてますし。ましてや完全なキャラクターでドラマを作るなど!不可能の二乗ですがな。
by inuneko (2011-08-22 21:53) 

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