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「サラの鍵」(2010) [映画・テレビ]

フランスがナチに協力して国内のユダヤ人を収容所に送った時の話。

パリのユダヤ人が一斉検挙連行された時、少女は弟をアパートの納戸に隠して助けようとした。
それきりドイツに連れてかれて帰ってこれないとは思ってませんからね。
現代パートの主人公、フランス人と結婚してフランスに暮らすアメリカ人雑誌記者(文章下手でスミマセン)を演じているのが「ミッションインポッシブル」無印でフェルプスのチームにいてイーサンと地下へ潜入した年増美人。思わぬ再会にちょっと嬉しい。
その少女サラのその後と、60余年後偶然そのアパートを改装して暮らすことになった年増美人の調査の顛末が交互に描かれる構成。

夢も奇跡も無い頑丈な歴史の真実に挑んだ果てに、映画はささやかな慰めに着地する。

サラは小学生低学年くらいでしょうか。そんな子が閉じ込めてしまった弟を助けに戻ろうと収容所の有刺鉄線をくぐって逃げようとする場面で、子供なりに有刺鉄線から身を守るために何枚もの上着を重ね着することを思いつく。
で、すぐその服を全部脱ぐことになるんですが、脱いでも脱いでも全部の上着にユダヤ人であることを表すために強制された大きな黄色い星が縫いつけてあるという場面は中々ショッキングでした。
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