SSブログ

「危険なプロット」(2012) [映画・テレビ]

雨の中、靴を水浸しにしながらシネ・リーブルへ。
劇場前のイベントスペースで日本酒試飲会?かなんかやっててあたりが日本酒くさい。
台風なのに生演奏が入って大盛況。

フランソワ・オゾン監督。
「8人の女たち」しかちゃんと見て無いかも。「スイミングプール」も続けて見たのかも知れないけど何にも覚えてない。
生徒が宿題で書いてきた小説を添削してるうち、続き読みたさに心理的に操られちゃう国語教師。
悪魔的に賢い生徒と、彼を指導する教師の密室劇?二人芝居?なんだろうか?三谷さんの「笑の大学」みたいな?と先入観をもって見に行ったんですが、想像とはちょっと違ってましたね。
ググッたらやっぱり元は戯曲のようですけど。
なんでか今夜は、フランス語聞いててイラッと。
ウディ・アレンの映画見てて彼の…じゃないか、キャラの思考と長台詞にイラッとするのと同じ感じで。

ボクはこの映画を製作者の意図通りにちゃんと受け止められたんだろうか?彼はサイコパスの狂人、承認に渇望してて、距離感のおかしい人格障害なのか?ありがちな普通のフランスのティーンなのか?最後まで見たけど、理解出来てた自信が無い…。

劇場に入ってみれば観客が若い女性ばっかり。ちょっとビックリする。なんで?そんなもんなん?オシャレ映画なん?
しまった!オゾンがまた「焼け石に水」的なゲイネタ映画を?と緊張しましたが、そっちには「あんまり」行きませんでしたね。ホッ。
まぁ、女優は熟女ばかりだし、脱いでるのは男ばっかりでしたがね…。
ロビーに男性客が散見されたのでてっきり彼らも見るのだろうと油断してましたが、今にして思えば連中はまどマギ初日の指定席を買いに来てたんですな!
台風の雨の中わざわざ!えい、紛らわしい!頼りにならぬ役立たずの厨二病どもが!

思い返すと40代以上の女性がなんの努力もせずに高校生男子に求められるという女性向けのファンタジーでもありましたね。

ボクはこの手の映画、キャストが少ないとか、舞台劇を思わせる設定のシナリオだとかに対して、丁々発止の、キレキレの、手に汗握るサスペンス、騙される快感を過度に求めすぎていつも失敗してますね。
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

犬がいます。2013の反省。 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。