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「サボタージュ」(2014) [映画・テレビ]

劇場。
シュワちゃん率いる麻薬取締局最強の特殊部隊メンバーが一人また一人と殺されていく。
雑なアクションかと思いきや。
意外と、と言っては失礼か。

不倫やなんやからの復帰ってな前作をまだ見てないのだけど、シュワちゃんなのを忘れてしまうリアルで大人な出来。何がスゴイってシュワちゃんの存在が嘘っぽくない。
佇まい的にも、なんかこう筋肉と老いの折り合いがついてきたというか。
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真ん中がシュワちゃん。右端のスキンヘッドがサム・ワーシントン。シュワちゃんの左隣のバイカー「グラインダー」役の俳優さんの名前がジョー・マンガニエロ。イイ名前。

エピローグ以外シュワちゃん映画的な無双ファンタジーが出てこず、作中の死は一つ残らず無残で痛々しくとても良い。 それにしても、なんだろうこのむごい何かの終わりだけを見せられた感…抗い難い悪運に飲み込まれ次々と殺されていく一騎当千のツワモノ達…リアルを突き詰めて溢れ出す神話性。
この感じ、ボクは間違いなくどこかで見てるんですが。

アレだ!
ワイルドセブン!
しかもテイストで言えばあの神がかりな出来の最終章「魔像の十字路」!
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納得。
本作はまさにあの不吉なアクションの魂の双子!
天才が違う道を登って同じ景色の山頂に至った奇跡!
もしワイルドセブンが実写化されるようなことがあれば(ありませんけど)きっとこんな空気感の傑作になるんでしょうね。

それにつけても、本作のスゴさはこの女優陣。事件を追う刑事と、ツワモノチームの紅一点がコレ(コレって失礼な…)。
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実力主義にもほどがあるだろ、と。結果、素晴らしい成果でしたけど!意外と山盛りなお色気シーンも含めて。

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