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「妖怪大戦争」(2005) [映画・テレビ]

深夜にSPECを再放送してたもんだからつい見てたら一十一(にのまえじゅういち)役の神木隆之介くんが実に良くて。
特に教師を騙る刑事が自宅を訪ねてきて、怒られるようなこと何かしたっけか?と不安顔で玄関に出てくるところの年相応のフツーの少年の表情が。
時を止めるスペックを持つ殺人者という役柄だもんだから、普通の表情のシーンてのが他にないってのもあって。

で、幼年期、全盛期の彼が主演した本作を見てみた(失礼だろ)。
シンプルで単純で枝葉の無い一本道な30分ブンくらいのストーリーに、妖怪のカタログを山盛り載せてペラペラめくり続けるにぎやかしで二時間にしてるんですが、不思議とハラが立たない。
あぁ、子供映画としては大正解、大正義かも。
ギャグのレベルは当然なんですが、テンポとか、笑い待ちの尺数とか徹底的に子供に合わせてるあたりが仕事として立派だなぁと。

神木くんは陶器のこけしのようなシンプルで物心ついてない子供顔してたかと思えば、ちゃんとニノマエと同じ顔もしてたりと面白かったですね。

で、その後、電話で知ったんだけど、同じ頃、世間ではSPECの新作テレビスペシャル見てたらしいね…。

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2013の反省。

まだ終わってないけどさ。
足裏やってもらった後、本屋行ったら来年の手帳やカレンダーがもう売ってて、ふと振り返るような気分に。
今年の夏は、ずっと怒ってたな!(笑)
それを基本、外に出さないからたまってたまって!!!
反省反省〜。
来年はも少し心穏やかに…。
誠実な良い出会いを得たいものです。
なんかもう今、除夜の鐘が聞こえてこないとおさまり悪い文章になってますが…それはまだ二ヶ月以上先だ!
来年待たずに今年の秋冬の穏やか目指して今日から頑張れよ!って話ですね。
はい^ ^
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「危険なプロット」(2012) [映画・テレビ]

雨の中、靴を水浸しにしながらシネ・リーブルへ。
劇場前のイベントスペースで日本酒試飲会?かなんかやっててあたりが日本酒くさい。
台風なのに生演奏が入って大盛況。

フランソワ・オゾン監督。
「8人の女たち」しかちゃんと見て無いかも。「スイミングプール」も続けて見たのかも知れないけど何にも覚えてない。
生徒が宿題で書いてきた小説を添削してるうち、続き読みたさに心理的に操られちゃう国語教師。
悪魔的に賢い生徒と、彼を指導する教師の密室劇?二人芝居?なんだろうか?三谷さんの「笑の大学」みたいな?と先入観をもって見に行ったんですが、想像とはちょっと違ってましたね。
ググッたらやっぱり元は戯曲のようですけど。
なんでか今夜は、フランス語聞いててイラッと。
ウディ・アレンの映画見てて彼の…じゃないか、キャラの思考と長台詞にイラッとするのと同じ感じで。

ボクはこの映画を製作者の意図通りにちゃんと受け止められたんだろうか?彼はサイコパスの狂人、承認に渇望してて、距離感のおかしい人格障害なのか?ありがちな普通のフランスのティーンなのか?最後まで見たけど、理解出来てた自信が無い…。

劇場に入ってみれば観客が若い女性ばっかり。ちょっとビックリする。なんで?そんなもんなん?オシャレ映画なん?
しまった!オゾンがまた「焼け石に水」的なゲイネタ映画を?と緊張しましたが、そっちには「あんまり」行きませんでしたね。ホッ。
まぁ、女優は熟女ばかりだし、脱いでるのは男ばっかりでしたがね…。
ロビーに男性客が散見されたのでてっきり彼らも見るのだろうと油断してましたが、今にして思えば連中はまどマギ初日の指定席を買いに来てたんですな!
台風の雨の中わざわざ!えい、紛らわしい!頼りにならぬ役立たずの厨二病どもが!

思い返すと40代以上の女性がなんの努力もせずに高校生男子に求められるという女性向けのファンタジーでもありましたね。

ボクはこの手の映画、キャストが少ないとか、舞台劇を思わせる設定のシナリオだとかに対して、丁々発止の、キレキレの、手に汗握るサスペンス、騙される快感を過度に求めすぎていつも失敗してますね。
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