備前ッてのは何処だ! [旅行・地域]
寒風吹きすさぶ未知の土地を歩いていると、からだがカチカチでせっかくの整体の効果が消えてしまいそう。
今日はいいこともあったけど、つまんないこともあったよ。つまんないほうを書くよ。
備前ッてのは何処だ! この××××××××××××!(長いね)
そもそもボクは飲まないのだ。
ツレが鉄の意志でアル中を克服して、鉄の意志で永遠禁酒、鉄の意志で肝臓の健康を回復し、現在はボクの想像もつかないようなエリートビジネスマンの巨大ストレスと、折々のエロフィギュア購入という趣味一つで戦っている手前、それを尊敬しているボクも飲まなくなっていたのですが、今日ボクが歩いてるところは、吹きっさらしすぎた。
あんまり寒いんで宿で飲もうとラムを一升とバターを買うたのですが、コップじゃ味気ないなと思ったところに備前焼とノボリを立てた市が登場。
さっそくあれこれ手触りを試して700円の一番安い中から具合の良いのを選んで購入。税込み735円。
遠目にボクの様子を見ていた店番のおばさんは「はい、800円ね」と言いながら梱包を始め、税込み840円也。
ボクの勘違いかしらとボウとしてたら釣りの5000円札と1000円札が風にとばされて何処かに行ってしまった。手の中には160円とレシートだけが残ったよ。
宿に落ち着いて荷物を開いたらやっぱり735円と書いた値札が貼ってあったよ。
…備前焼のおばさん…。
熱いラムにバターを落として飲んだけど、これからこれで飲むたび思い出すんだ。
割れるまで。
試しに飲みながら口に出してみた。
「105円…」。
部屋の中に言葉にしたくない雰囲気が出て来ました。
酒と男と女とゲロとへそと黒人と楽器と水と。 [旅行・地域]
職場から満員の最終で帰る。
ホームで水を買ってひゃっと飛び乗った。
二人掛けの席にギターケースを立てかけて座ってる男がいて、なんだこいつと楽器を蹴り落として隣に座ろうとしたのですが、男がレジ袋を抱えて吐いているのに気づきました。
袋のノサッとふくらんだ様子からどうやらずっと吐き続けているらしい。
この上、楽器に事故では気の毒だと立っていることにした。
見てるとつられて吐きそうなので、よそを向いたらアフリカ系のビジネスマンが物珍しげに、周囲の僕らジャパニーズの反応込みで吐いている男を見ていた。
外国だったらどうなんだろう。
もっと助けるんだろうか。
蹴りだすんだろうか。
ぎゅうぎゅうの車内で、そんな目に遭っている時、暇を持て余しているらしい知人の女性からケータイにセルフヌード写真が送られて来た。
へその。
世界の何処かにはへそに欲情するヒトもいらっしゃるんでしょうが、とりあえず「絶交だ。腹を出して風邪をひいてしまえ」短くそう返信してゲロと一緒に終点まで帰った。
つくづくお酒は二十歳になるまでだよ。
進行形のゲロ至近でガブガブとペットボトルの水を飲みながらそう思いました。