がんばれ、ブレッド・ハート。

孤独の良いとこは果てしなくチャンネルを回し続けていられるところなのですが（回るチャンネル？）ECWに日本人の若い選手が出てて、けっこう良い感じで迎えられていて嬉しくなってしまう。ECWはWWEが団体名を買収して第三のブランドとして使ってるだけで、かつてのようにハードコアでも路上プロレスでもないのだけど、ただ日本人が活躍してるというだけで楽しくなってしまう。
田尻や船木は場外で召使いキャラの寸劇とかやらされてたけど。
で、何年も興味のなかったアメリカプロレスに目が向いた途端、RAWでブレッド・ハートが復活だ。
ブレッドは、ぼくにとってはオーエンのお兄さんという印象。
オーエンは日本で戦っていて若くして死んでしまったけど、戦っている時から片足のカカトから先がなかったと後で知った。試合中、相手がリングから落ちるたび、会場と一緒になって「飛べ、飛べ！」と声援していた僕の立場は、ない。
ブレッドのあのWCWへの移籍時の屈辱的な因縁のドキュメンタリーはハート一家視線でハラワタ煮えくり返りながら見た。
しかもそいつに一枚かまされた（と僕は思ってる）気の毒なショーン・マイケルズはまだ現役で頑張ってる。感慨深い。
今思い出したけど、ショーンの楽屋には侏儒がいたが、あれはブレッド放出後、彼の扮装で笑いものにされていた彼と同一人物だろうか。
和解のためにリングに上がったブレッドはまーたビンスに騙されて羽交い締めにされて…つづく。
つづくのかよ！
会場ではシナコールだったけど、僕はショーンが出てきてくれたらいいなと思うよ。
ショーでもなんでも失った物を取り返すチャンスがあれば救われる人もいるだろう。

ブレッドはどうもあのサングラスのイメージが強すぎるが、素顔を見ていたらちょっとドン・ジョンソンに似てるね。