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ヅカゾンビ。 [文化・芸術]

奇妙なコと知り合った。
この場合の奇妙は最大限の褒め言葉である。
そのコとは久々、職場の飲み会で再会したのだが、そのとき彼女が取り出したのは近日上演の青池先生のアレのチラシである。ボクは描きおろしじゃない方が少女漫画っぽくていいんじゃないかと思ったが、律儀に今の絵である。
彼女はボクにこれを見に行くのかと尋ねてきた。
「青池先生だから行くかも…」
話はエリザベートに遡り、今度は「どこで見たのか」と問われたので「B…」「なんだ、B席っすか(ふっ)」「…や、B列。舞台から三列目」するとこのお嬢さんはその舞台を7回も見ていらっしゃるにも関わらず大鍋の前で身悶えして悔しがり「(ボク)が見るより、私が見た方が絶対いいのに!」などとひどいことを仰る。
「ははは、まぁ、チケットが手に入らない時は声かけてよ。何とかなるかも知れないから。ははは」などと締めくくったのですが、その後、バーに移動してからボクがお酒の専門家でもある同僚にラムの講義を受けている横で、ゾンビ好きグループの中で彼女が「アルジェント先生は、アルジェント先生は」と、あの監督を先生付けで連呼しているのを聞いてしまう。その目は、舞台の上の「死」を演じる男役スターを語る時と等しく輝いている。
ガガーン。ヅカとゾンビが、イコールというのはかなりショックである。
同列かー。
同列なのかー。
いいけどねー、別にー。
ボクは、ホントはスターさんと目が合ったりせずゆっくり見られる二階席の隅っこあたりでいいんだけど、彼女を悶死させるためだけにツテの全てを使って最前列のチケットを手に入れて羨ましがらせたいと、瞬間、大人げないことを考えたりしました。ラムをいただいてましたのでね。
多分、低くない確率で、刺されてチケットを奪われるでしょうが。
まぁアソコの最前列ばかりは、現実的にむずいんですよ。


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