三途の川を泳いで渡る牛の群れ。

カウンターの鉄板で目の前でステーキ肉を焼いてくれるというお店にご飯を食べに。
肉ばっかり喰ってるようなふうですが、ボクは家では人参やセロリのジュースとかそば湯しか摂ってませんからね。バランスとらないと。
おいしかったんだけど、シェフに意味不明の動きが。
鉄板に油とバターを置いてニンニクチップを炒めるところから始まったのですが、その際、ひろーい鉄板のすみの方、かなり遠くに残っていたご飯粒を二粒チャッとその中に混ぜたのです。ん？前のヒトの残りってことはなかろうが、ボクにはゴミに見えるソレをなぜ入れるのかしら。いや、プロ的にはいい味ってことなのかもと思いほっておいたのですが（火も通ってるし）さて、いよいよお肉という段で、また見事なコテさばきでチャッとそのご飯粒だけをポイしたので、んんんと。
なんだったんでしょうか。
なにかしらの役目を終えたってことなのかしら。
それともご飯粒が入ってきて出て行くまでに、シェフの中で何かの葛藤が？
まぁボクは上等のお肉をおいしくいただけてご機嫌で食後のコーヒー屋さんに向かったのですけど。

あと、カウンターの奥の壁に大きな絵を見つけて、それが激流を渡る牛の群れを描いたモノだったとしても、その絵がどう見えたか口に出してはいけません。連れの食欲が減退します。