「アーマード 武装地帯」(2009)

マット・ディロン、ジャン・レノ、ローレンス・フィッシュバーン…てなキャストが演じる現金輸送車の警備員６人が34億9033万円(2010.08.23.)もの大金の狂言強盗を試みる廃工場でのやわらか密室劇。
一人当たりの取り分は５億ちょいか。スゴイね。
閉鎖空間で箍が外れてきれいな計画がおかしくなっていく…こんな濃い警備員ばっかり乗ってる現金輸送車は暑苦しいだろうなぁ…舞台劇のような息詰まる演技合戦を期待してたら、わりとあっさり目。多分キャストが豪華な分、拘束期間がすごく短いのではないかと想像。
脚本はぬるいんだけど、間違ってはおらず、諦めかけていたヒネリもまぁないではなくて合格点。
これも90分未満。エンディングにご機嫌なラップがかからなかったところも好感。
監督はニムロッド・アーントル。ハリウッドデビューの前作「モーテル」もスッと短く終わってたし、そういうのが得意な仕事のうまい人ってことなんだろか。
これの次が「プレデターズ」なんだよね。どうかな。