「BLOOD・C」視聴。

映画を見るためにテレビシリーズをちゃんと通して見てみました。
最終回、覚醒した途端に小夜の動きに殺陣がついた（笑）
今までの、感情が歌で垂れ流し、事態の把握が遅くて他人の死をスルー、オンナノコ握りの棒振りは強力な暗示下にあったボンヤリ状態だったからってことなんでしょうけど。
CLAMPの脚本はこんなものだろうけど、演出が違和感を意図したようには表現出来てないからひっくり返った面白さに届いてないし。

小夜の目が常にアサッテを向いてるとか、コーヒーを飲むとヨダレが口から糸を引くとか瞳孔が開くとか（そんなヒロインはダメか）、毎回手足が折れるのが次のカットで治ってるとか。
制服がもっとアレな舞台衣装だとか（委員長とか役職でデザインが変わるとか、男子もヘソが出てるとか）、キャストが全員メイクしてるとか、芝居中は声が棒だとか（声優さんツライけど）、芝居が終わるとキャラデが代わるとか、双子は一人二役だとか、台詞の途中で演出の指示が入るとかさ。

ボクは最初に北久保さんのとても良い演出を見てしまったので、何を見たって比べてしまうし、いつ本当の続編が出てくるのだろうとどこかで思っているので、こういう不出来なものを見せられると、IGはなにやってんだろうと悲しくなる。
やろうとしたことは面白そうだっただけになんだか勿体無い。

さて、劇場版どうしましょ〜（笑）

当時の感想（この後、見るのを忘れる…）
http://inuinunekoneko.blog.so-net.ne.jp/2011-09-24-1
http://inuinunekoneko.blog.so-net.ne.jp/2011-09-17-1