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「宇宙戦艦ヤマト復活篇ディレクターズカット版」 [映画・テレビ]

深夜地上波で。DC版を見るのは初めて。録画はしてたんだけど。

劇場で観た時には、は〜作画も演出も脚本もヒドい。その根っこにある企画が、思想がもう救い難いと思った記憶があるのですが、あの後西崎さんも不本意な亡くなられ方をして、オリジナルスタッフ抜きのリメイクも成功したタイミングで見た今回は、孫が成人するような年でアニメでヤマト作ってんだからまぁ立派なもんだよ、どこのおじいちゃんがそんなこと出来るのよ…という新たな感想と尊敬が。
どうか安らかに。

作品への評価は低いまま変わりませんが、不思議と優しい気持ちで見れてます。コレ、劇場公開版のラストいじってるんだよね?ランプの精出てこないのかな?
寝落ちしなければ最後まで楽しみたいと思います。
ランプの精は出てきた。スターシャもテレサも、地球人ハーフのサーシャまで宇宙空間で好き勝手やってる世界観ではあったけども。なにこのやっちゃった感。
さておき、地球の運命は劇場公開版とは違うもう一つの選択肢を選んだのかな?肝心の劇場ラストを思い出せないから自信がない。呪われた第三艦橋とヒロインは無事だったのかな?
脱出しなかった佐渡先生と真田さん、アナライザーと何代目かのミーくんごと、何が攻めてこようと相手をことごとく種族ごと徹底的に滅ぼしながら守り倒してきた地球は移動するブラックホールに飲み込まれてしまいました。助からない、というのは新鮮な選択でしたね。
ブラックホールに吸い込まれた地球の行末を見届けるためにヤマトは移民船団護衛の任から離れて銀河中央部を目指すところで終わり。
二ヶ月で完成して三週間で打ち切られた「光子帆船スターライト」を思い起こさせるエンディング。
ただ意外なことに、古代の最後のセリフ「ヤマト、地球にむけて発進!」は最高にカッコよかったし、第一部完のテロップが出た瞬間には悔しいことに続編見たい!という思いが。
おかしいなー、劇場ではそこで爆笑した気がするほどなのに。
なにこの感想の違い。


追記 それにしても「レンズマン」「999エターナルファンタジー」に本作、とアルフィータイアップのアニメはことごとくヒットしないね。なんなんだろ?
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バラサ☆バラサ

国友のキャラクター・デザインと敬礼ポーズの格好悪さにかなり引きました。
後は、西崎さんの名前と第一部完の文字の大きさしか覚えていません。

でも、第二部が製作されたら観に行きます。
by バラサ☆バラサ (2013-10-15 16:30) 

inuneko

バラサ☆バラサさま、コメントありがとうございます。
文句のつけられない場所が見つからない作品ではありました。
八紘一宇の精神で〜などと企画書に書いた挙句安易な特攻で道が開けるような作品なんですから旧日本軍風敬礼でも万歳三唱でもやれば突き抜けてたかもと今更ですが。
スターライトに続編が無いのと同じ確率で第二部も無いでしょうが、リメイクの2199の方は新作映画が決まったようで何よりです。果たして敵は懐かしい白色彗星なのか。

by inuneko (2013-10-16 00:54) 

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